OUR BUSINESSES 事業紹介
BUSINESSES ハンファジャパンの事業
ハンファジャパンは、韓国最大手企業の一つであり、Fortune Global 500に選出された株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立されました。
全世界710の拠点を持つハンファグループとの連携により、太陽光発電関連事業を中心としたグリーンエネルギー事業、セキュリティソリューション事業、
化学品、精密機器、鉄鋼など、基幹産業におけるアジア諸国との輸出入業務、および日本市場での販売事業を展開しています。
Green Energy グリーンエネルギー
さらに持続可能な未来に向けて
付加価値のある製品・サービス提供に
取り組んでいます。
ハンファジャパンのグリーンエネルギー事業は、トータルエネルギーソリューションカンパニーとして日本における再生可能エネルギーの普及を加速しています。グリーンエネルギーの事業領域は、太陽光発電システム・蓄電システムの販売、オンサイトおよびオフサイトPPA、電力調達サービス、エネルギーマネジメントプラットフォームの運営、電力リテール(低圧・高圧)、VPP、さらには環境価値の創出など、多岐にわたる展開を行っています。
日本の住宅用太陽光発電システムの導入実績は150,000棟(2023年末実績)となり、2023年実績では新築住宅の太陽光発電システムのシェアNo.1となっております(月刊スマートハウス調べ)。物流拠点は9か所、販売パートナー(Q.PARTNERS)は18,000社にのぼり、盤石なサポート体制を築いています。また、日本限定の太陽光発電ブランド「Re.RISE®」を2024年4月に立ち上げ、日本の住宅事情にマッチする製品や太陽光発電システムパッケージの提供を開始しました。
一方、2019年より発電電力を供給する電力サービス(PPA)事業を産業・住宅向けにサービスを開始し、現在では200MW程度の自家発電所を有する規模に達しています(オンサイト、オフサイトなど契約ベース)。2021年には新電力事業(PPS)への参入を果たし、グリーンエネルギー事業への投資拡大を図っています。さらに、グリーンエネルギー事業を拡大するため、2023年に電力事業子会社「Q.ENEST(キューエネス)ホールディングス」を設立いたしました。グリーンエネルギーにおける開発・発電から電力小売り、エネルギーテックなどのサプライチェーンの垂直統合を推進していく予定です。
当社のグリーンエネルギー事業は、今後もGX(グリーントランスフォーメーション)を推進し、日本の2050年カーボンニュートラル実現に向けて貢献してまいります。
Chemical 化学
人の暮らしと社会を豊かにする基礎をつくり価値を提供していきます。
ハンファのケミカル事業の歴史は1965年より始まりました。韓国で初めてPE/PVC の生産販売を開始したハンファソリューションズ、世界最高の競争力を誇るYNCC 、グローバルエナジー/ケミカル企業であるハンファトタルエナジーズがハンファのケミカル事業の一員です。
ハンファのケミカル事業は韓国の石油化学の枠を超え、グローバル事業をリードしてきました。
現在、製品の高付加価値化と原価競争力向上により業界最高の競争力を確保しており、グローバルケミカル企業として成長し続けています。
ハンファジャパンは、NCC およびハンファソリューションズ、ハンファトタルエナジーズと提携し、石油化学原料であるエチレン、プロピレン、ブタジエンや誘導品であるポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール、EVA、水溶性樹脂等と、無機化学製品である苛性ソーダ、EDC、VCM 等を日本のビジネスパートナーに供給しています。
また日本国内で供給の不足しているPTA、希硝酸等の取り扱いや、日本の高付加価値原料/製品を韓国やアジア地域に供給する役割も果たす一方、エコフレンドリー、ヘルスケア等、多様な分野において高付加価値事業も推進しています。
エコ可塑剤であるeco–DEHCH、ビタミン原料であるクレゾール、高屈折レンズ素材のXDI 、接着剤原料である水添石油樹脂等、社会を豊かにする価値の提供の為に、ハンファのケミカル事業と共に歩んでいます。
日本では国内パートナーと共に、新規ビジネスの創出や戦略的提携、投資、技術ライセンス提携の推進など、日本と韓国の架け橋としての役割も担っています。
主要取扱品目:
Ethylene、Propylene、BTX、C4Raffinate-1、Butadiene、Styrene、LDPE、LLDPE、HDPE、EVA、電線用コンパウンド、水添石油樹脂、各種マスターバッチ、PVC、ASR、PTA、苛性ソーダ、塩酸、過酸化水素、EDC、VCM、ECH、可塑剤、工業用塩、希硝酸、硝酸アンモニウム 等
Security セキュリティ
世界をリードする総合映像監視システムを提供します。
世界大手のセキュリティ会社であったサムスンテックウィンを2015年にハンファが買収し、ハンファテックウィンとしてセキュリティ事業をスタート。2023年に社名をハンファビジョンに変更しました。ハンファビジョンは1990年に監視カメラを初めて発売してから約35年間、常に世界をリードし、革新的なシステムオンチップ(SoC)、光学、画像解析技術等の自社開発、自社製造を続けることで、映像監視事業の専門知識を築き上げてきました。現在、世界100を超える国々で、16,000社以上のパートナーを通じて販売展開しており、日本においては25年以上の販売実績があります。また、NDAA(米国国防権限法)に対するコンプライアンスに適合した、世界で最も注目されている企業です。
ハンファジャパンは、監視カメラや映像監視ソリューションを公共・商業施設やオフィスなど、あらゆる業種のお客様の多様な要望にお応えすべく、幅広いラインアップと確かな技術力に基づく世界最高品質レベルの製品を提供しています。世界中で第四次産業革命が叫ばれる中、深層学習、人工知能(AI)やビジネスインテリジェンス(BI)などの次世代技術を活かして市場をリードし、様々な専門マーケットで求められる条件に合ったソリューションをご提案します。お客様が信頼できるサイバーセキュリティを通じて、高い満足度と価値を提供し、実社会に利益をもたらす総合セキュリティソリューションカンパニーとして成長しています。将来の成長をけん引するため、引き続きセキュリティビジネスへの開発・マーケティング投資を強化してまいります。
主要取扱品目:
防犯・監視カメラ、録画デバイス、ビデオ監視ソフトウェアおよびその周辺機器を含むトータルセキュリティソリューション
Product Solution プロダクトソリューション
お客様のニーズを先取りしたソリューションを提供し貿易、OEM、投資事業を展開しています。
プロダクトソリューションはハンファジャパン設立以来、日本と韓国両国間の貿易業務および投資活動を中心に事業を展開し今日に至ります。
日本と韓国の顧客ニーズの変化に合わせたソリューションを数十年間に渡り提供し続けており、現在の主要取扱品は製造業/建設業など幅広い事業分野に及んでいます。
対韓輸出品目は、①石油化学製品の原料、②自動車および半導体装置など広範囲の分野で使用されるベアリングおよびベアリングの材料(特殊鋼/鋼球)、③その他、お客様のご要望の仕様に合わせた設備制作およびその部品の提供を日本国内有数のメーカーと協業し韓国へ輸出。
また、対韓輸入品目は、①住宅分野の高級マンションに必要な人造大理石、②自動車部品素材(GMT)、③その他、発砲ポリプロピレン(EPP)/ポリカーボネートシート/高圧メラミン化粧板/デコシートなどを韓国有数のメーカーから輸入し、日本のお客様のニーズにお応えしています。
他にも、防犯カメラ・小型家電・スマートフォン周辺機器・化粧品・食料品・アウトドア関連商品などをECサイト上で販売するeコマース事業も展開しており、今後のプロダクトソリューション事業としては、脱炭素/エコロジーという時代の流れに対応するため、最適なソリューションをお客様へ提供できるよう絶えず努力を続け、多様な製品開発を積極的に取り組んでまいります。
時代を見据え「消費者のニーズに合った商品開発」をコンセプトに、国内外企業とのパートナーシップによる共同開発から、OEM製品開発に至るまで、ハンファネットワークを活かした自社製品の開発や販売を行うほか、新規事業として日本国内での投資活動にも取り組んでおり、ニセコ高級リゾート開発や都内不動産の開発、Venture Capitalへの投資など幅広く投資領域を拡げております。
主要取扱品目:
石油化学製品の原料、ベアリング、特殊鋼・鋼球、設備及び部品、人造大理石、自動車部品素材(GMT, LWRT, IXI)、発砲ポリプロピレン(EPP)、ポリカーボネートシート、高圧メラミン化粧板など一般製品(防犯カメラ、小型家電、スマートフォン周辺機器、各種AVケーブル)、化粧品、食料品、業務用映像機器、アウトドア関連商品 など